Thursday 15 November 2007

Küche



ドイツではアパートに入居する際、キッチンにあるのは水が出る口と、排水口と、コンセントのみ。これらの位置を考慮しながら、流し台、食器洗い機、オーブン、ストーブ、引出し等を好きなように配置し、キッチンボードをセットします。今日は、そのキッチンボードを買いにBAUHAUS(DYIのお店)に行って来ました。

一口にキッチンボードと言っても、いろいろな材質、柄、価格があり、在庫の有無も関係してくるので、選ぶのにも時間がかかります。キッチンができあがらない事には引越しもできないので、在庫がある中から選び、お店の人にカットしてもらいたい寸法を伝えます。

その場でカットしてくれるかと思いきや、出来上がりは一週間以上後、と簡単に言われ、ガックリ。ガックリしてるとお店の人から、「特別に明日の朝までに優先的にやってくれる」と言ってもらえ、「わぁ、なんていい人」と思いながら、お願いする事に。

次の日、出来上がったキッチンボードを設置し、流し台の水が壁とボードの隙間に入らないようにシリコンで塞いだり、流し台とボードの間はゴムや金具で止めたり、細細とした作業もたくさん。

ちなみに、18時以降と日曜日に大きな音を立てると苦情が来るので、そんな事も気にしながらキッチンを完成させていくのは本当に大変な作業。

Wednesday 14 November 2007

Rösti

このポテトが『Rösti』。こんがり焼けていておいしかった。

先日夫が、私がドイツ語学校に行っている間、スーパーで買い物をし+ご飯を作ってくれたと言う事を書いたけれど、そんな夫が、お料理にちょっと目覚めた・・・(かも)。自分ひとりでスーパーに行った時、あれこれ買って来て、食べたくなったのか、創作意欲が湧いてきたのか。

水曜日は朝8時会社出勤のため、16時に帰宅の日(通常9時-17時)で、ドイツ語もなしの日。最近のお野菜不足を解消しようと、「今日は野菜いっぱいのタイカレーを作るからね」、と言って家を出たのに、夫からお昼前に会社に、『今日は自分がRöstiとフランクフルトソーセージの夕食を作ろうと思うんだけど、どう思う?』というメールが入った。今日は時間があるから、野菜をいっぱい調理しようと思っていたんだけど、、、そんな事は置いておいて、夫が意欲を失わないうちに、「Röstiって何?」という質問も省略し、急いで「作って作ってー」と返信。

このお昼前と言うのが重要で、ドイツ人は朝と夜はコールドミールで、お昼にビックミールを食べるので、『夜の事を考えて食べて』って意味なのです。お昼に大量にドイツ料理を食べると、夕飯までになかなかお腹が空かなかったりするから。

できあがった夕食を、『野菜が少ないけど』なんて言いながらサーブしてくれて、作ってくれる事の方がありがたくて、野菜なくてもkein problem(ノープロブレム)!

デザート付き。見かけのわりに甘くなく、ヨーグルトのモカ風味という感じ。

Monday 12 November 2007

Ich lerne Deutsch.


ドイツ語のクラスがスタートしました。滞在許可をもらってから、4-6週間以内にドイツ語学校に通うよう政府から言い渡され、滞在するにはドイツ語を学ぶ事は必須。政府が開講しているドイツ語のクラスを扱う学校は、昼間のクラスが多い中、夜間開講クラス、且つ、家から近い学校をなんとか見つけました。

このドイツ語クラスは、18:00-20:30。月、火、木の週3回。
会社後の2時間半クラスは、いくら体力には自信がある私でも、かーなーりーキツイと思われます。

初授業の後、21時ちょっと過ぎにヨレヨレになって帰宅したら、その日は夫がはりきって夕食を用意して待っていてくれました。食料品も大量に買出ししておいてくれて、すごーく助かる。夫の、私のドイツ語勉強を応援してくれている気持ちが伝わって、週3のクラスもがんばらなくちゃって思いました。ちょっと家を空けて、甘えるのもいいのかもね☆ 

Sunday 11 November 2007

Moms

「ドイツに戻って来ました」という報告と親孝行をしに夫の実家へ。

義(父&)母は、私達がドイツに到着してから、お花やカードを送ってくれたり、何も言わないのに、実家に置いてあった冬物のジャケットを郵送してくれたり(2回)、大変な時ほど、母親のやさしさを感じるこの頃。
うちも、ドイツに持って行く物を全部買い揃えてくれたり、日本にいる間、おいしいご飯を朝・昼・晩作って食べさせてくれたり、母はいつでも私が必要な物を全てわかっていて、与えてくれます。

夫の実家から帰って来た後、一日だけホームシックになりました。

Saturday 10 November 2007

Autobahn


週末、夫の実家に行って来ました。ミュンヘンからフランクフルト近くの実家まで、車で片道約4時間。丁度前日、日本領事館より運転免許証の翻訳が届いたので、私もAutobahn(ドイツの高速自動車道)で往復1時間づつ初ドイツ運転をしました。帰りは夜になっちゃって、暗くて雨も降っていたのでちょっと大変だった。

Autobahnの休憩所でトイレを使う際、50セントを入れると、その分のクーポンが出てきて、売店で使えるようになっています。とってもいい仕組みだと思う。こういうのを発見すると「(ビジネス or 管理が)うまいなあ」って思っちゃう。

50セント券を片手に、『何買おっかな~』ってなるから。で、→価格を見ると、通常よりもずっと高い金額設定に『えっ!』となり→でも最終的に『ま、こういう所だから仕方ないか~』ってなり、結局50セント+高いお菓子や飲み物を購入しても、満足できる結果になっています。やられたー。

でも、綺麗なトイレが使えるのは非常にありがたいので、gut。

Friday 9 November 2007

Friday @ Käfer


a
今週末は夫の実家に行くので、ミュンヘンみやげを購入しに、仕事の後Käferに行ってきました。

Käferは、Dallmayrと並んでミュンヘンで有名な高級デリカテッセンです。Dallmayrよりも観光地化されていなくて、普通にスーパーに来る感覚で来ている人達が多い。『うわぁ~お!』という大発見を求めて、マダムや紳士の合間をふたりでウロウロ。試食用のチョコレートがおいしくてその場を離れられず、、、夫は4カケも食べてた。その他、パテの試食と、ドライフルーツにチョコレートがコーティングされたお菓子を試食。
a
Käferのモチーフである、てんとう虫の絵柄の陶器がとっても可愛らしいので、ティーセットやプレートを集めたくなりました。てんとう虫は、ヨーロッパでは幸福を呼ぶと言われているそう。ますます欲しくなった。。。
a

Thursday 8 November 2007

Kaito

今日は会社で歓迎会をしてもらいました。ドイツに着いてから、ずっと食べていない日本食をしっかりリクエストしたら、ミュンヘンで一番おいしいと言う、高級日本食レストランに連れて行ってくれました。うれひー♪ 

おつまみセット(湯豆腐+枝豆+マグロのたたき+ビール)から始まり、サバの塩焼き、揚げだし豆腐、サイコロステーキ、牡蠣フライ、和風サラダ、と次々にオーダーしてくれ、どれもおいしくて感激☆ ボスが行きつけのお店だったので、メニューにはないチーズに岩塩を付けてみたり、チョリソーを大根で巻いた創作料理などもサービスしてくれ、お料理もとても楽しめました。

キリンビールと赤ワインを開け、最後にはお寿司を注文。ふたりに歓迎してもらい、とっても楽しいひとときでした。お寿司のまぐろと鯛がおいしかったあ!

http://www.kaito-restaurant.de/speisekarte_jp.html

Tuesday 6 November 2007

Obento Box

こちらは日本食レストラン『おはよう』の出前お弁当BOX、お味噌汁付。ひとつ8ユーロ。ここのお弁当を一回食べたら、日頃頭を悩ましている自分のお料理に、自信が持てるようになりました。昔から母に、「下と比べてはダメ」と言われているけど。『おはよう』が、別に下というわけではなく、これが8ユーロでたくさん売られているかと思うと。。。それだけ、海外生活が長い日本人には、日本食が不可欠って事ですね。毎日の生活ですから。

ちなみに、会社一階の食堂は、メイン+スープ+サラダで、(会社が半分負担してくれ)2.7ユーロ。まだ食べ始めたばかりなので、そのうち飽きちゃうかもしれないけど、今の所おいしく食べています。ドイツ料理を学べるチャンスでもあり、非常に興味アリ。

p.s. おべんとう写真準備中。

key to a comfort living

バルコニーには花壇がついていて、前に住んでいた人がいい土を入れてくれたので、ハーブを植えるのが楽しみ。
中庭に面したバスルーム。

今朝は、新しいアパートの鍵受け渡しがありました。
ミュンヘンに到着した最初の一週間に、アパート6件の見学に行き、4件目ですごく気に入ったアパートがあったので、そこに決定。
アパートのオーナーは、目の前にある製薬会社のオーナーでもあるし、そのあたり一帯の土地の所有者でもあるらしい。もしかして、すごい資産家?どんな人だろうと、ちょっと緊張しながら、挨拶に行ったら、几帳面そうな、紳士風のおじいさんでした。「Landlordは、ドイツ人じゃなかったり、ゲイだと知ると嫌がる」と聞いた事があったので、大丈夫かなと思っていたけど、「どこから来たんですか?」と聞かれ、「日本から来ました」とつたないドイツ語で言うと、「日本はドイツでも人気です」みたいな事を言ってくれたのでほっとしました。

アパートの決め手は、バスルームとトイレに大きな窓がついている事!と地下鉄から近い事!!この2点。
日本でもそうだと思うけど、新しいマンションやアパートのつくりだと、ほとんどバスルームに窓がない。ドイツは乾燥しているとは言え、どうしても窓がほしいのが私の願い。あと、バスルームのトイレとは別に、もうひとつのトイレがあって、そこにも窓がついているのがとても気に入りました。

その他に気に入ったのは、
・ キッチン、バスルーム、子供部屋(小さい部屋)が東向きで、中庭が見えるようになっていて清清しく静か。
・ 家の前の製薬会社に入るお掃除の方が一緒に、アパートの共用部分を掃除してくれるので、アパートの隅々が清潔。
・ 大きなストーレージルームが屋根裏の方と、地下に両方にある。
・ 2階なので、エレベーターを使う必要がない。
・ 近くに大きな公園がある。
極めつけは、地下鉄の出口から徒歩1分。しかもその地下鉄は、私の会社まで一本22分。街の中心地まで乗り換えなしで11分。

妥協点は、
・ 中庭側にバルコニーがある家も同じアパート内にあるけど、私達のバルコニーは、残念ながら反対の道路側。
・ とりあえずのパン屋さんとスーパーはあるけど、お気に入りのパン屋さんといいスーパーは地下鉄で一駅。または、自転車で5分くらい。
・ 徒歩圏内で中心街に行ける所に住みたかった。

引越しは15日と16日。ドイツでは自分達で、照明器具、棚、クローゼットの他、キッチンも取り付けるので、やる事たくさんありそう。

Sunday 4 November 2007

Augustiner-Keller



「美術館のカフェでお茶をして帰るよりも、さっぱりとしたレモネード入りのビールを飲みたい」、と言う私の提案で、Augustinerに立ち寄りました。

うわさに聞いていたAuszog'neという、この地方の菓子パンも一緒に、3時のお茶感覚で。味はドーナツよりも油分が少なく、パンに近い感じ。

やはりその土地のものは、(常にできたてを食べられるという事もあるし、)何でもおいしい。このパンも、私の定番になりそう。

PINAKOTHEK DER MODERNE



日曜日は美術館や博物館が開放され、小額もしくは無料で入場できます。午前中は夫は仕事をし、午後からちょっと外に出ようと、PINAKOTHEK DER MODERNE(モダン絵画)Kunst Graphik Architektur Design(グラフィックアート、建築デザイン)美術館に行って来ました。

現代アートって難しい。好きなものもあるけど、理解に苦しむものも多い。例えばオブジェ。巨大な細長い石が部屋いっぱいに置かれていても、ちっともその良さがわからない。そもそも、私はスッキリ&ガラーンとした空間が好きで、部屋や机の上は何も飾りたくない派。オブジェって、アーティスティックな響きがあるけど、実際のところ、本当にアート??

”電話と土の塊り(横に並べてある)”の組み合わせを見て、”素晴らしいアートだ”と感じる方に、どの部分がどういいのか、是非解説をお願いしたい。

でも何やかんや、ふたりとも、「美術館で過ごす休日も、なかなかいいね~、また来よう」って感想になった。

Saturday 3 November 2007

Bier in Bayern


All Aboutの情報(2006)によれば、”ドイツ全国に1,274のビール醸造所があり(2005年現在)、約5,000種類ものビールが製造されている”そうです。そして、1,274のビール醸造所のうち、約半数が南ドイツ・バイエルン州に存在しているとの事。ミュンヘンは、バイエルン自由州(Freistaat Bayern/Bavaria)の州都です!
a

スーパーに行く度に、毎回、銘柄や種類の違うビールを背負って買って来て、夕食に夫と一本のビールを分け合います。それを忘れないようエクセルの表にし、おいしさを☆で表し、調査中。スーパーで購入すると、ビール一瓶は、70セントくらい。飲み終わった瓶を持って行くと、8セントのデポジットを返してくれます。なんとなく、次のビールを買う資金の足しになる感じ。

研究熱心?

Thursday 1 November 2007

Chinesischer Turm



こちらは、中国の塔。塔の前は、ビアガーデンになっていて、ビールとバイエルン料理が楽しめます。写真のお料理は、リバーケーゼと言うお料理で、味はソーセージの中身に似ています。本当はポークナックル(アイスバイン)とザワークラウトを食べる気満々だったのに、私の二人前で売り切れた!!

Japanisches Teehaus




English Gardenの中には、お茶室もあるんですよ!
日本庭園の紅葉は、English Gardenの中でも一番綺麗だった。
ニッポン♪ チャチャチャッ☆

Englischer Garten


パンくずをあげてもいいって。 今度は絶対に持ってこよっと。
この川は、Eisbach(Ice creek = 氷の小川、細流)と言われていて、夏でも水がつめ~たいそう。

紅葉まっさかりのEnglish Garden。ミュンヘンの人々は、ここをお散歩するのが大好き。犬を散歩させている人もいれば、馬に乗っている人(専用の道がある)もいます。
a
ミュンヘンの冷たい秋の空気が清々しい。ヨーロッパの乾燥や忙しい日々から、ちょっと肌を休めるために、ノーメイクで来て大正解。

window shopping

ミュンヘンのおみやげ屋さん。ただ今、ビアガーデンに持参するための、陶器のビールマグ(蓋付き)を探し中。
大好きなzwilling。通る度に気になる。セール品は、何カナ?
ここは夏になると野外オープンコンサートが行われるそう。

Allerheiligen

Rathaus(市庁舎)
Rathausの前の広場に立つ、マリア像。
裏側から見たRathaus

今日はドイツ(ヨーロッパ)は祝日です。お墓参りの日らしく、ニュースで、お墓を専用の洗剤で磨いてきれいにした後、お花をいっぱいに飾る人々を見ました。

私達は、今日はお天気がとてもいいので、English Gardenに行ってみました。ミュンヘンの中心街であるMarienplatzから歩きだし、美しい建物を見ながら、English Gardenの方にどんどん歩いて行きました。